2017年の「弁理士の日」企画
2017年 07月 01日
もはや開店休業状態の本ブログ、ほぼ年に一度、「弁理士の日」企画にしか更新せず、しかも昨年はそれすら更新できなかった(多忙のため)、という情けなさ。
更新ができないのにはいくつか理由があって、まずネタがない。
正確には、ネタは「無い」わけではないのですが、本ブログを始めたころはクライアントの9割超が外国の企業やファームということもあり、実務上での気づきや面白さを共有しやすかったのですが、最近では念願かなって(?)ご指名でお仕事を頂戴することが多くなり、そうなると検索やスクリーニングで面白い気づきがあっても、ネタにしにくい。。。
次に、時間がない。ブログの更新を怠っているあいだに実は、勤務先の会社がなくなりかけたり二人目の子供が生まれたり転職したり転職したりいつの間にか娘が小学校の上級生になっていたり、もうとにかく時間がない。たまに「これについて書こう!」と思っても、ネタを揃えて下書きまでは書くものの、完了できない。
これは家庭内のIT環境にも理由があって、「リビングに端末を置くとどうしても家族の会話が減るから」と、リビングにノートPCを置くのを止めたため、ちょっとしたブログ記事を書いてアップするだけのことにも、書斎として使っている寝室のデスクトップをわざわざ立ち上げないといけない。
そんななかでも、毎年かならず忘れず弁理士の日企画には声をかけてくださるドクガクさんには感謝、感謝です。
さて、今年のテーマは「知財業界の職業病」とのこと。
サーチャーの職業病といえば、もちろんアレですよ、CMや広告で「特許製法!」だの「特許取得」だのを見かけると、ついつい検索して特定してみたくなってしまう。広告によっては具体的な特許番号や出願番号が記載してあるものもあるので、番号照会で公報を特定し、明細書を読み込み、
「フーン、こんなもんか…」
「へぇ、こういうふうになっているのね」
と自己満足する。
特許サーチャーのみなさん、やりますよね!?
肉体的な職業病というなら、もちろん「目・肩・腰」です。ほぼ一日じゅうPCの前に座りっぱなし、モニタを見つめっぱなし。そりゃ目も疲れるし肩も凝るし腰も痛くなります。
しかーし!最近それに、新たに加わったものがあります、それは「腱鞘炎」。
先行技術調査や侵害予防調査でスクリーニングをする場合はそうでもありませんが、分析(動向調査)で公報を読み込んでいく場合は、マウスをクリックする回数が半端でなく多い!マウス操作は右手と左手を交互に使ってみたり、手首にクッションを当ててみたり、なるべくマウスでなくキーボードのショートカットを使ったりと、工夫をこらしながら乗り切っておりますが、かなり…つらい…
腱鞘炎は2人目を出産した直後にもなり、産後になりやすいと聞いてはいましたが、仕事でなるとは。それでも周囲で同じような仕事をしている人たちに聞いてみても、「腱鞘炎なるなる!」という反応は無くて、これは職業病ではないのかも!?
皆様は、いかがでしょうか。
# by hemp-vermilion | 2017-07-01 22:36 | 知財いろいろ