顔認識能力

顔認識能力…というと、恐らくデジカメやプリクラの機能・性能を思い浮かべる方が多いかと思います。笑顔になった瞬間にシャッターを切ったり、目を認識して大きくしたり、アイライン効果を入れたり。元は軍事技術だそうですが、身近なところに応用されています。

コンピュータだってもとは軍事技術として開発されたものですし、フライパンのテフロン加工(テフロンはデュポンの登録商標)もマンハッタン計画とやらで開発されたとか。

それはさておき、今日のテーマの「顔認識能力」は人間のこと。ずばり、私は人の顔を覚えることが苦手で、名前と顔を一致させるのも苦手です。人間違いもしょっちゅうします。よほど初対面で印象深いことが起こったとか、長時間お話ししたとか、お顔立ちが特徴的だとかでもなければ、ご挨拶して多少会話したくらいでは、お顔を憶えられないのです。あぁ、今までにどれほどの失敗・失態を重ねてきたことか。

そして、そんな私の娘。

ケース1)私とは似てないなぁ~と思うとき。

8月上旬に、ダンナ様がマイケル・ジャクソンの「ライブ・イン・ブカレスト」のDVDを買ってくれました。マイケルのステージパフォーマンスは素晴らしくて、毎日毎日、しかも休みの日は一日に何度も観ていたら、娘もすっかり好きになってしまったらしく、再生すると画面の前でニコニコしながら真似してクルクル踊ります。

「このお兄しゃん好き~」
「マイケルっていうんだよ」
「マイケル~?」

以後、マイケルの曲が流れると「これ好き!」と大喜びしますし、ニュースや追悼番組などでマイケルが映ると、「マイケル!」とはしゃぎますし、いきなり仁王立ちしてポーズをつけ、「これマイケルの真似!」と言ったりします。それまでも「若い頃のジュリーこと沢田研二」とか「TBSの安住アナウンサー」とか、「あのお兄しゃんかっこいい~」という対象はいましたが、顔と名前を一致させて憶えたのはマイケルが初めてです。さすがマイケル、キング・オブ・ポップ!

そんなある日、ハードディスクに録り溜めていた数々の追悼番組を観ていた時のこと。マイケルがまだ肌が黒くて若かった頃の「スリラー」が始まると、早速テレビを指さして「あっ、マイケル!」と言います。すごい、あんなに外見が変わっていても「マイケル」って認識できるんだ…

「スリラー」はドラマ仕立てで、オープニングからいきなり曲が流れたりしません。ということは、曲を聴いて判断しているのではなく、明らかに本人を見て、マイケルと認識しているのです。顔立ちが変わっても、ね、目のあたりには面影(?)がありますし、でもそれだけで認識できるなんて、我が娘ながら尊敬してしまいます。やっぱり、集中して観ているからでしょうか。

ケース2)やっぱり私の娘だと思うとき。

私の自宅の最寄り駅には、駅前に薬局があります。チェーンのドラッグストアなどでない地元の小さな薬局で、店の外壁には数枚の化粧品ブランドのポスターが貼ってあります。そこに写っているのはキレイな女優さんたち。うっとり…

娘はその薬局の前を通るとき、いつも必ず、私とは似ても似つかぬ女優さんたちが写ったそのポスター(しかも化粧品の)を指さし、大きい声で「あれ、ママ!ママ!ママがいるよ?」と言います。小さな駅とはいえ、駅前ですからそれなりに人通りがあります。道行く人たちが、一斉にこちらを見ます!ひえぇ~!!こ、こっぱずかしいから、やめてぇ~!!!

他にも、テレビなど見ていて「あれ、ママみたい!」ほか類似の発言連発です。

どうも、
 ・アラサー女性で、
 ・髪が黒っぽくて長い
と、「ママ」もしくは「ママみたい」と認識するようです。

その程度ですか…

アナタが生まれてから約3年半、毎日々々、何時間も一緒に過ごして、…マイケルよりもずぅっとずぅっと長い時間一緒にいて、顔を合わせてきたのに、どうして?ママは、ちょっぴり悲しいよ…

家にいる時間が少ない自分を申し訳ないと思ってしまうのはこんな時です。ごめんね、家にいるときですら、学校の課題をやったりしているし…しょっちゅう話しかけられて集中できなくて、つい大声を上げてしまったこともありますし…(教授、わたし、これでも精一杯頑張っているんです!)

と、いうわけで…さ、これから判例読もうっと。公報も読まなくちゃ。
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by hemp-vermilion | 2009-09-03 20:57 | 日常

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